特許権

特許権・田中久重

江戸末期から明治時代かけて、日本にも有名な発明家がいました。名は田中久重と言います。1799年筑後国久留米(福岡県久留米市)に生まれます。1873年に上京した、田中久重は1875年、東京・京橋区(東京都中央銀座8丁目)に田中製作所を立ち上げます。田中久重の後を継いだ2代目は、この会社を芝浦に移し芝浦製作所と社名を変えます。後に東京芝浦電気株式会社となりました。世界の東芝の礎を築いたのが田中久重という人です。数々の発明で名をはせた田中久重ですが、一番有名なのが「万年自鳴鐘」ではないでしょうか。日本で開催された「愛・地球博」で「万年自鳴鐘」のレプリカが展示されました。「万年自鳴鐘」は、ぜんまいを動力として一度巻けば200日近く動いたとされています。機械式時計の持続時間としては驚異的な長さだと思われます。150年以上前に作られたこの「万年自鳴鐘」は今の技術者たちもうならせたそうです。田中久重は「東洋のエジソン」「からくり儀右衛門(幼名)」とも呼ばれていたそうです。「からくり儀右衛門」はその渾名の通り、からくり人形の新しい仕掛けが評判になり付けられました。伝統的な弓曳き童子・茶運び人形は有名で一度は目にすることがあると思いますが、その精巧な職人技には驚かされます。日本にこの頃、特許権と言う制度はありません。高度な技術・発明は親方から弟子に受け継がれていったものです。もし特許権が存在したら田中久重はエジソンの特許権取得件数を超えていたかも知れません。

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