特許権

特許権・規格戦争

規格戦争の代表といえば、VHSとベータマックスが有名です。ビデオデッキの統一規格を争った戦いです。この頃のレンタルビデオショップにはVHSとベータの映画ソフトが両方陳列されていました。ベータマックスは敗れました。敗れると徐々に市場からその姿を消していきます。ベータマックスに関連した特許権も日の目を見なくなります。開発した技術者たちの苦労は水の泡です。1つの電気製品の中には多数の特許権が存在します。規格争いというのは社運と共に技術者達の血と汗と涙の結晶がかかっているのです。当時勢いのあったソニーのベータマックスは何故負けたのでしょうか。性能に関してベータマックスはVHSより優れていたと言われます。ベータマックスはVHSと比べてカセットもコンパクトで画像も綺麗でした。しかしベータマックスは部品数が多く、調整箇所に高い精度を要求されました。これは価格に転嫁されます。高性能、高機能をもとめるあまり価格が高騰してしまうのです。これに対してVHSは製造コストが安くすみました。これは今の日本産業界にも当てはまります。良いもの優れたものは値段が高くても売れるという神話がありました。今では日本製品は高いと、安い外国の製品に押されてシェアを奪われていきます。ところが最近では安いだけと思っていた外国製品が技術でも日本製品を上回るようになってきたのです。ベータマックスが敗れた理由に戦略ミスを指摘する方もいますが、標準規格を取ることが企業の最大の目標になることは間違いないと思います。

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